設備の保温、火傷防止用として利用できます。
弊社従来の耐熱断熱素材
設備用の耐熱断熱素材としては、耐炎フェルト、アラミドフェルトなどや、織物が広く使用されています。繊維製品なので、発塵や吸水など生産現場では使いづらい面がありました。
新企画「耐熱断熱発泡シート」
繊維が露出していないので、発塵の心配がありません。また、吸水しないので、カビ生えの心配もなく、水洗いもできますので、清潔さを保てます。
通常の発泡系の断熱シートには耐熱性がありませんでしたが、この製品は、耐熱性を有する「耐熱断熱発泡シート」です。
耐熱断熱発泡シート ATH-2の製品概要
耐熱性に優れた(約100℃)「アルミ蒸着フィルム貼りの発泡シート」です。
商品名
アルミ蒸着耐熱発泡シート ATH-2
基材
ポリエチレンを主としたポリオレフィン系樹脂の発泡体 構成:耐熱発泡体 + ワリフ + アルミ蒸着フィルム
製品規格
W1000mm x L 50m/巻 厚み 2㎜ 重量 70g/㎡ 熱伝導率 0.04W/M/K
特徴まとめ
①繊維が表面に露出していないので発塵しません。
②吸水しないので水洗いが可能です。
③両面テープ、接着剤で簡単に施工できます。
④耐熱性に優れています。 耐熱温度 約100℃
⑤断熱性に優れています。 熱伝導率 0.04W/M・K
使用例(イメージ写真)
用途①:高温設備の保温材
耐熱性が高く、100℃の高温下でも寸法形状の変化が少ないので、給湯配管、タンク等高温設備の断熱保温材として利用できます。
用途②:配管、タンク等高温設備の火傷防止
アルミ面を内側、発泡材を外側にするとことで、火傷防止材として利用できます。
火傷防止テスト
二つの容器を用意して、火傷防止テストをしました。
熱湯を入れたAの容器(左)の温度
Aの容器(左)は断熱シート巻かず、熱湯を注ぎました。
その表面温度を測ると、81.1℃でした。
熱湯を入れたBの容器(右)の温度
Bの容器(右)には断熱シートを巻き付けて熱湯を注ぎました。
その表面温度を測ると、42.9℃でした。
容器の表面に接触
Aの容器に接触すると、すぐ離すほどの熱さでしたが、
Bの容器の表面は、熱く感じませんでした。
耐熱発泡シートの物性表
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