菊地シート工業㈱の公式情報通信
「マーモル®通信」 2024.9月第5週号
2024年9月のトピックスは
【配管断熱材のご相談事例】のご紹介です。
このようなお悩みメールを頂戴しました。
「工場にて100℃近い熱を放出する配管を
断熱したいのですが、どのような素材や
工法が適しているか分からない為
問い合わせをさせて頂きました。」
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このような場合、弊社からご紹介させていただくシートは
片面アルミガラスクロス貼り貼り耐炎フェルト
両面アルミガラスクロス貼り耐炎フェルトです。
配管断熱によく使用されておりますし、
片面の方は、粘着タイプや、95㎜の細巾タイプ等があります。
アルミが必要ない場合は、
耐炎断熱フェルト、もしくはアラミド耐熱フェルトをお勧めします。
今回のご相談者様は
「両面アルミガラスクロス貼り耐炎フェルト」を選択され、
早速サンプルをお試しになりました。
結果がこちら↓
シートなし配管表面温度:62.5℃
シートあり配管表面温度:39.8℃
表面温度は約22℃の変化があり、大変ご満足いただけましたが、
今の課題は、設置したシートが熱くなるのを抑えたい事です。と
ご連絡いただきました。
どうしてもシート自体は熱を帯び、熱くなってきますので、
アルミのついていない耐炎フェルトだけを上から巻く、
若しくは片面アルミガラスクロス貼り耐炎フェルトを
アルミ面が内側になるように2枚重ねて設置するかを
再提案しております。
このように、
お客様と一緒に考えながら、
お客様の問題解決のお手伝いを
日々させていただいております。
熱、音、省エネ対策など
お困りごとがございましたら、
何でも気軽にご相談ください。
お待ちしております。
Written by C.N