ー社員のつぶやきから、会社の様子が見えてくる—

「何を大切にして、どんな気持ちで仕事に向き合っているのか?」
それは、パンフレットや会社概要だけでは伝わりにくいことかもしれません。

そこで今回は、実際にものづくりの現場を支える社員たちの“ふとしたつぶやき”をご紹介します。

日々のやりとりの中で感じていること、こだわっていること。
そこには、私たち菊地シート工業が長年大切にしてきた姿勢や価値観が、自然と言葉として表れています。ぜひ、素の声に耳を傾けてみてください。

まずは「どんなことにお困りですか?」と聞くことから

「これ、なんとかならんかなぁ?」
そんな現場のひと言から、私たちの仕事は始まります。
実際に使う人の困りごとに耳を傾けて、何が本当に必要なのかを一緒に考える。
それが、基本になっていると思います。



”「どうすれば、もっと安全に、もっと快適にできるか?」という視点で、現場に寄り添って共に考えるように心がけています。”

”正直なところ、最初は何がベストなのか、私たちも分からないことが多いんです。
でも、現場で実際にどう使うのか、どんな場面で困ってるのかを丁寧に聞いていくと、
「あ、じゃあこうすればいいかも」ってヒントが見えてくるんですよね。
サンプルを使ってもらったり、自分たちで実験したりすることもあります。
製品を“売る”っていうより、“一緒につくっていく”という感覚の方が近いかもしれません。”

2. 人と人との信頼関係を礎に

創業以来、お客様、仕入れ先、パートナー企業、そして地域社会との信頼関係を何より大切にしてきました。
モノの流れだけでなく、人のつながりを大事にし、長く頼っていただける存在を目指しています。


”長く付き合える関係がいちばん嬉しいですね。”

”私たちって、“ちょっとした工夫”が必要なんです。

例えば、サイズの微調整や、現場に合う素材の組み合わせ。
「これ既製品じゃないとダメですか?」って相談されること、実は結構あるんですよ。
そんな時に、「いえ、できますよ」って言えるように、技術や知識をちゃんと持っていたい。
そのために日々勉強、です。”

3. 「こんなものがあれば」をカタチにする創意工夫

日々の会話や相談の中から生まれるアイデアを、形にしてきた歴史があります。
一つひとつの製品に、私たちの創意工夫と、積み重ねてきた技術が込められています。


”市販品では足りない部分、ありますよね。
そういうときに、「じゃあ、作ってみようか」と考えてみるのが楽しいです。
一から設計したり、素材を変えたり、ちょっとした工夫でガラッと使い勝手が良くなるんです。”

4. 小さな改善の積み重ねが、大きな信頼に

一度つくって終わりではなく、使っていただいた後も、改良・改善を繰り返してきました。
使う人の立場に立った「ちょうどいい」を目指し続けることが、私たちの責任だと考えています。


”最初から完璧なものができることって、正直ほとんどないですね。
何回か調整して、「これなら現場でちゃんと使えるな」って思えるところに持っていくんです。

一発勝負じゃなくて、むしろ“育てていく製品”って感じですね。
その分、お客さんとの信頼も自然と深まっていく気がします。”

5. 安心と満足を届けるために、顔が見える関係を

私たちは「製品を売る」以上に、「信頼を築く」ことを大切にしています。
電話やメールだけでなく、状況によって訪問やオンライン打ち合わせも柔軟に対応し、対話の中から最適な提案をいたします。


”製品づくりは、正解がひとつじゃないなぁと思います。
「この前の現場ではこういうトラブルがあって」とか、「実はここが引っかかってたんです」とか、ちょっとした会話の中に、本当に必要なもののヒントが隠れてることが多くて。

だから、やりとりの中から“本当の要望”を汲み取れるように、なるべく丁寧に向き合うようにしています。”

”訪問が難しいことも多いですが、その分オンラインや電話でも、“顔が見えるやりとり”を意識しています。画面越しでも資料を見ながらしっかりご説明できるように心がけるし、単なる取引じゃなくて、信頼できる相談相手になれたらと思ってます。”

ーいかがでしたか?
「つくる」だけじゃなくて、「どうすれば現場で役に立つのか」までお客様と一緒に考えるのが、菊地シートらしい仕事の仕方です。